慶應義塾高等学校 アメリカンフットボール部

日本一への道



 私たちは、昨年の全国大会関東地区決勝で早稲田大学高等学院に負けた悔しさを抱きながら、新チームをスタートさせました。

早稲田大学高等学院に勝ち、日本一になるという揺るぎない目標を実現するために、「Beat」というスローガンを掲げて日々練習に励んでいます。
また、今年は“1対1で勝つ”ことをコンセプトとして決め、ひたすらファンダメンタルを鍛えるトレーニングをし、慶應義塾大学大学アメリカンフットボール部との過酷な合同練習も続けてきました。
そして、身体だけでなく心を鍛えることにも重きを置き、あいさつや返事、服装などの凡事を徹底し、モラルの高いチームであることを目指してきました。

この春は関東大会でベスト4に進み、次の日曜には準決勝を迎えます。
ここまで来るのに、数多くの壁を乗り越えてきました。その中でも一番大変だったのが、「9.2事件」です。

私たち3年生が1年生だった時、退部者が出るほど厳しくつらいトレーニングが続いていたある日、授業が終わって部活が始まる直前に学年全員が集合し、無断で休みました。
そのころ私たちは、勝つ喜び、アメフトの楽しさを知らず、何の目的意識も持たず、ただコーチにやらされているだけでした。
しかし、今はつらいことにも、日本一になるためだと自主的にポジティブに取り組んでいます。
この仲間でアメフトができることに感謝し、これからも頑張りたいと思います。

松岡拓希(高校3年)